これまでのあらすじ

第41週

■#199 2020年1月21日(火)

菊村栄(石坂浩二)は久しぶりに旧友のテレビディレクター・中山保久(近藤正臣)に会い、竹芝柳介の復帰について相談する。だが、中山の返事は「あのころと今では、時代が違う」というものだった。もうすでに栄は“過去の作家”であり、栄のワガママを聞いてくれるプロデューサーは今のテレビ界にはいないというのだ。栄は、自分の時代が終わったことを痛感させられて…!?


■#200 2020年1月22日(水)

菊村栄(石坂浩二)は、神様のようにあがめてきた“シナリオ界の巨匠”向井爽吉がずっと以前から入居していたことを知り、動揺する。理事長・名倉修平(名高達男)によると、向井はパーキンソン病に老衰が加わって長い間、意識がないという。名倉はこのまま静かに息を引き取るのを見守ろうと考えていたのだが、つい最近、まったく音信のなかった向井の娘・あゆみ(竹下景子)が突然現れ、胃ろうの処置を行ってでも延命してほしいと頼んできたと打ち明ける…。


■#201 2020年1月23日(木)

菊村栄(石坂浩二)が学生時代から憧れていた、“シナリオ界の巨匠”向井爽吉が、天国に旅立った。葬儀の夜、向井の娘・あゆみ(竹下景子)と2人きりになった栄は、彼女が両親から勘当された経緯を聞く。
 その後、発病するまで向井が暮らしていた部屋を訪ねた栄は、1冊のノートを見つけて…。


■#202 2020年1月24日(金)

菊村栄(石坂浩二)は、岸井さとみ(水野久美)と香川さくら(丘みつ子)から、相談を持ちかけられる。さくらが人形作家から預かっていた大切な少女の人形が、部屋から消えてしまったという。2人によると、おそらく桂木怜子(大空眞弓)が盗んだに違いないという。
 栄は頼まれて、怜子の世話係でもある中川玉子(いしだあゆみ)に人形の有無を確認するが…。


■#203 2020年1月27日(月)

”マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)が生前葬をやってほしいと言い出し、菊村栄(石坂浩二)はその一大イベントの実行委員長に就任することに…。しかし、マロ本人があれこれ口を出すため、トラブルが続出して…!?