これまでのあらすじ

第40週

■#194 2020年1月14日(火)

総務理事・名倉みどり(草刈民代)は、竹芝家から駆けつけて来た番頭・井本雪之丞(小野武彦)と竹芝柳介(関口まなと)を対面させる。井本は、柳介のことをかつての留学先であるイギリスに戻そうと考えていたが、当の柳介は“自分の本当のおばあちゃん”、つまり白川冴子(浅丘ルリ子)に相談したいと言い出して…。
 一方、書き進めてきた『道』のシナリオを紛失した菊村栄(石坂浩二)は、深く絶望して…。
 


■#195 2020年1月15日(水)

サロンのベランダに置き忘れたシナリオ『道』を、“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)が黙って持ち去っていたことがわかり、菊村栄(石坂浩二)はホッとして涙ぐむ。
 その数日後、イギリスから竹芝柳介(関口まなと)を迎えに来たマダム・ハミルトン(マリアン)が、『やすらぎの郷 La Strada』に猛然と乗り込んできて…!?


■#196 2020年1月16日(木)

竹芝柳介(関口まなと)を極秘でイギリスへ送り出すにあたり、竹芝家の番頭・井本雪之丞(小野武彦)は美女に変身させようと言い出す。元々、“女形”として歌舞伎の舞台に立っていた井本は、自らの技術に自信を持っているようだ。それを聞いたコンシェルジュ・有坂エリ(板谷由夏)は、柳介を女性に仕立てて館内を歩かせ、入居者たちが気づくかどうか実験してみようと提案するが…。
 


■#197 2020年1月17日(金)

急遽、竹芝柳介(関口まなと)の渡英が決まり、寂しくてたまらない白川冴子(浅丘ルリ子)はたったひとりの孫である柳介と最後にゆっくり話がしたい、と理事長・名倉修平(名高達男)らに懇願する。名倉はその夜、バー『カサブランカ』で冴子と柳介が2人きりで会えるよう手配すると約束する。
 そんなことなどまったく知らない菊村栄(石坂浩二)は、夕方、珍しく中川玉子(いしだあゆみ)から『カサブランカ』に呼び出されて…。


■#198 2020年1月20日(月)

菊村栄(石坂浩二)は、イギリスに渡った竹芝柳介(関口まなと)が残していった手紙を受け取った。そこには、祖母・白川冴子(浅丘ルリ子)を気遣う、柳介なりの言葉が…!?
 そんな中、桂木怜子(大空眞弓)ら女性入居者たちが、原宿まで買い物に繰り出す日がやって来た。中川玉子(いしだあゆみ)から、怜子が表参道の超高級店でバッグを万引きするつもりだと相談を受けていた栄は、こっそり”万引きGメン”の高砂一平(でんでん)に連絡するが…!?