これまでのあらすじ

第23週

#111 2019年9月10日(火)

昭和20年3月10日、東京は下町地区を中心にアメリカ軍の爆撃機B29による大空襲を受けた…。だが、根来公平(風間俊介)たちが、その真実を知ったのは大空襲から4日後のことだった。
東京に両親を残し、子どもたちだけで疎開していた“立田の3兄弟”こと、立田秋夫(狩野見恭兵)、春彦(三谷麟太郎)、夏夫(山田刃)は、両親が大空襲で死んだと知り、村から姿を消して行方不明になるが…!? そして、長兄・公一(佐藤祐基)のもとに召集令状が届き…!?


#112 2019年9月11日(水)

行方がわからなくなっていた“立田の3兄弟”こと、立田秋夫(狩野見恭兵)、春彦(三谷麟太郎)、夏夫(山田刃)が見つかった。今は空き家となっている、鉄兵の家に潜り込んでいたらしい。根来公平(風間俊介)は、長兄・公一(佐藤祐基)とともに駆け付ける。公一は両親を東京大空襲で亡くした3人に、「兄弟力を合わせて必死に生きろ」と語りかけるが…。
そんなある日、見知らぬ中年女性が、しの(清野菜名)のもとを訪ねて来て…。


#113 2019年9月12日(木)

長兄・公一(佐藤祐基)の出征が近づき、公平(風間俊介)は根来家の農業経営についての引継ぎを受ける。夜、一家は公一の壮行会を開くが…!?
そして、しの(清野菜名)は先日、訪ねて来た継母からの封筒に、実の父親からの手紙を見つける。しのから、幼い頃の話を初めて聞いた公平は…。


#114 2019年9月13日(金)

昭和20年7月5日、根来公平(風間俊介)は実父の見舞いに行くしの(清野菜名)を送り出した。ところが翌朝、思わぬ知らせが飛び込んでくる。なんと、しのが訪ねた甲府の町が昨夜、大空襲を受けたというのだ…! いてもたってもいられず、公平はしのを探しに甲府まで自転車を漕ぐが…!?


#115 2019年9月16日(月)

業界で“皇帝”と揶揄されていた権力者・甲田が他界、弔辞を頼まれたという桂木怜子(大空眞弓)から原稿の代筆を頼まれた、菊村栄(石坂浩二)。しかし、栄は甲田と会ったことすらなく、何を書けばよいのか困ってしまう。
それを聞いた白川冴子(浅丘ルリ子)は、怜子は甲田とはさほど親しくなかったはずで、弔辞を依頼されるなんておかしいと指摘する…。