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#19
”Athlete” 上山友裕(日本代表)
”With” 福田圭宏
上山友裕(30)
所属:三菱電機
1987年8月28日生まれ
大阪府出身
大学からアーチェリーを始め、2年生の時にはレギュラーになる。
2011年に両下肢のまひを発症。
2016年リオパラリンピックでは7位入賞。
2020年東京パラリンピックではメダル獲得が期待されている。
福田圭宏(29)
所属: 同志社大学職員
1987年12月15日生まれ
奈良県出身
高校3年の時にジュニアの日本代表に選ばれる。
同志社大学アーチェリー部時代はキャプテン。
現在でもアーチェリーの全国大会に出場し入賞する実力者。
パラアーチェリーは、離れた的に向かって矢を放ちその得点を競い合う競技。
一般的な弓「リカーブボウ」と、
滑車がついており小さい力でも引くことのできる「コンパウンドボウ」の
2種類の弓が使用される。
選手は、障がいの程度によりW1クラス・W2クラス・STクラスの3つに
クラスが分かれているが、障がいの重度なW1クラス以外は、
使用する弓によって種目が分かれている。
車いすの選手や義足で立って弓を引く選手が一緒になり障がいによるクラスをオープンにして、
「リカーブオープン」と「コンパウンドオープン」のそれぞれで競い合う。
去年のリカーブオープンでリオパラリンピック7位に入賞した上山友裕(30)
同志社大学時代はアーチェリー部に所属。
卒業後一度はアーチェリーから離れるも、原因不明の両下肢のまひを発症。
再びアーチェリーを始めると1年後に日本代表に選ばれた。
上山のアーチェリーの基礎を作ったのは大学時代。
ジュニアの日本代表に選ばれた事がある同期の福田圭宏(29)に追いつこうと努力を重ねた。
一度は、オリンピックを目指した事もある福田は、
第一線から退いた今でも、時間を見つけて上山の練習に付き合ってくれている。
その裏にはある想いがあった…。
「満員の会場の中で、応援してくれる人達と一緒に金メダル!」
東京パラリンピックで夢を実現するべく奮闘する上山を追った。