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#12
”Athlete” 藤原大輔(パラバドミントン日本強化指定選手)
”With” 藤田悠介(義肢装具士)
藤原大輔(23歳)
所属:LINE
1994年2月17日生まれ
生後間もなく、感染症で左足の太ももから下を失った。
高校2年で、パラバドミントンに出会う。
今では、日本選手権を2連覇、世界ランキング4位と日本を代表するプレイヤーだ。
藤田悠介(29歳)
所属:公益財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンター
1987年6月2日生まれ
義肢装具士の国家資格を取得し、8年前から(公財)鉄道弘済会義肢装具サポートセンターに勤務し、年間約200の義足や装具を手掛けている。
2020年の東京パラリンピックから新種目として加わる事が決まり
近年、注目を集めているパラバドミントン。
パラバドミントンのルールは、基本的にはバドミントンと同じで
車椅子と立位で競技が行われる。
車椅子は障がいの程度によって2つのクラス。
立位は、低身長、上肢障がい、下肢障がいで4つのクラスに分かれ
クラスによって使うコートの面積が異なる。
そんなパラバドミントンにおいて
3年後の東京パラリンピックでのメダル獲得が期待されているのが、藤原大輔(23)
生後間もなくして、感染症により左足の太ももから下を失った。
小学3年でバドミントンを始め、健常者に混じり競技を続けていたが
高校2年の時、関係者に誘われ、パラバドミントンの世界へ。
現在、藤原は日本選手権2連覇中、世界ランキングも4位と
日本屈指のパラバドミントンプレイヤーになった。
しかし、ここ至るまで、競技を続けるのも危うい状況に立たされるなど
険しい道のりを歩んできた。
そんな藤原を支え、希望を与え続ける人物。
それが、義肢装具士の藤田悠介(29)
藤田が務めているのは、(公財)鉄道弘済会義肢装具サポートセンターは
義肢や装具の製作、装着訓練など、四肢に障がいがある人たちを総合的にサポートする施設。
藤原が藤田と出会ったのは、5年前。
競技を続けることさえも危うい状況に立たされていた藤原をずっと側で支え続けてきた。
3年後の東京パラリンピックに向け、奮闘する2人に密着した。