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#10
”Athlete” 熊谷昌治(アイススレッジホッケー)
”With” 吉川守(チームメイト)
熊谷昌治(41歳)
所属:長野サンダーバーズ
1975年2月6日生まれ
2008年、交通事故で右足の膝から下を切断。
2010年に競技を始めると、わずか3ヶ月で日本代表入り。
今では、日本代表のエースとしてチームを牽引する存在。
吉川守(46歳)
所属:長野サンダーバーズ
1970年2月18日生まれ
2010年バンクーバーパラリンピックでは夏季、冬季を通じて団体競技、初のメダル獲得に貢献。
熊谷にアイススレッジホッケーを一から教えた先輩で、チームメイトを超えた兄貴的な存在。
冬季パラリンピックにおける花形競技の一つ。アイススレッジホッケー。
アイスホッケー同様にボディコンタクトが認められており、「氷上の格闘技」と呼ばれるほど激しいスポーツ。
アイススレッジホッケーは下肢に障がいを持つ人たちのために、「アイスホッケー」のルールを一部変更して行うスポーツ。
「スレッジ」と呼ばれるスケートの刃を二枚付けた専用の“そり”に乗り、両手にスティックを一本ずつ持ってプレーする。
日本は過去、パラリンピックに4回出場。
2010年バンクーバー大会では、パラリンピック夏季、冬季を通じて団体競技、初のメダルを獲得。
しかし、前回のソチ大会では、最終予選敗退。出場権を逃した。
2018年平昌パラリンピック出場に向け日々練習に励んでいる。
そんな中、期待がかかるのがアイススレッジホッケー日本代表の熊谷昌治(41)。
高校卒業後は、地元の自動車関係の会社に就職。
家庭を持ち平穏な日々を過ごしていたが、2008年、交通事故で右足の膝から下を切断。
懸命にリハビリに励む中、事故から1年後、熊谷はアイススレッジホッケーと出合う。
そんな熊谷をアイススレッジホッケーの道へ導き、希望を与えた人物。
それが、吉川守(46)。
バンクーバー大会で銀メダルを獲得したメンバーの一人で、競技歴23年の大ベテラン。
元々、2人はバイクを通じての知人で、事故に遭った熊谷を吉川がこの競技へ誘った。
熊谷は、競技を始めると、わずか3ヶ月で日本代表入り。
今では、エースとしてチームを牽引する存在。
そして、2人は、攻撃の要のコンビとして、日本代表に欠かせない存在。
2018年の平昌パラリンピックに向け、奮闘する2人に密着した。