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#4
”Athlete” 津川拓也
”With” 津川智江(津川拓也選手の母)
津川拓也(24)
所属:ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社
1992年7月1日生まれ
3歳から水泳を始める。
2012年ロンドンパラリンピックでは100m背泳ぎで6位入賞。
2016年1月には200m背泳ぎで知的障がい者水泳の世界記録を更新。
リオパラリンピックでは100m背泳ぎ・200m個人メドレーに出場する。
津川智江(52)
1963年10月30日生まれ
津川拓也の母
幼いころから拓也が自立できるように、普段の生活から勉強まで教え支えてきた。
拓也は今では、拓也は漢字の読み書きを覚え、職場から自宅まで一人で帰宅できるまでになった。
拓也が3歳の時、津川選手の水泳へ興味を見つけ、挑戦させたところ夢中に。
リオでメダルを目指す拓也を、様々な側面から支え続けている。
パラリンピックの水泳は、「自由形」「平泳ぎ」「背泳ぎ」「バタフライ」「個人メドレー」「メドレーリレー」「フリーリレー」の7種目がある。
「肢体不自由(上下肢障がい)」「視覚障がい」「知的障がい」の選手が出場する。
競技の公平性を保つため、
障がいの程度や運動機能に応じ計14のクラスに分かれてタイムを競う。
S1~S10までは「肢体不自由」の選手のクラス。(数字が小さいほど障がいは重くなる)
S11~S13までは視覚障がいの選手。(数字が小さいほど障がいは重くなる)
S14は知的障がいの選手のクラス。
知的障がいのクラスは重度・軽度など障がいの重さでの区別がない。
そんな中ロンドンパラリンピック・100m背泳ぎで6位入賞したのが、津川拓也。
重度の「自閉症」と併発しやすい「精神発達遅滞」という障がいがあるスイマーだ。
「自閉症」は発達障がいの一種。先天性の脳機能障がいで、社会性の障がいが強く、
人とコミュニケーションをとることが困難であることが大きな特徴。
「精神発達遅滞」は、知的機能が全般的に平均よりも低く、環境に適応することが困難で、日常生活において何らかの援助や介助が必要となる知的障がい。
幼い頃から拓也を支え続けるのは、母・智江だ。
お風呂に入っている時の拓也の表情を見て、水泳に挑戦させたところ夢中に。
その後、水泳に打ち込む拓也を様々な側面から支え続けている。
リオパラリンピックで100m背泳ぎと200m個人メドレーに出場する拓也と彼を支える母。悲願のメダル獲得に向けて、親子で挑むその道中に密着した。