人類の創造的な精神と素晴らしい芸術の数々は、我々に文明をもたらしました。しかし、文明とは何か？を定義するのは容易なことではありません。ですが、そのもっとも初期の萌芽は地球上の至る所で見られます。このエピソードでは古代以来、人々は人体をどの様に表現して来たかを追求します。なぜ、人類は自分自身についての表現を絶え間なく行ってきたのか？そして、それは何のためだったのか？
メアリー・ベアード教授はこれらの謎に対する答えを探してメキシコへ。
数多くの人物像が残されているメキシコですが、文字による記録が行われなかったこの土地の先史時代には解明されないままの謎が多い。では、研究が進む古代エジプトの彫像や、中国の兵馬俑は彼女に何を語りかけてくれるのでしょうか？メアリーは世界中を巡る中で、人体表現に関する大きな変わり目が、紀元前６～５世紀ごろの古代ギリシャにある事に気づきます。
なぜ、この時代に文明は大きな転換点を迎える事になったのでしょうか？