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#13

愛しき日本の犬物語 2017冬だより・後編

日本各地には色々な形の人と犬との暮らしがあります。動物としての生態、能力などの素晴らしさを紹介すると共に、様々な日本の犬の姿を通して、人と犬との絆を描きます。

日本各地で本格的に始まる猟シーズンは、日本の犬が本領発揮する場でもあります。
南アルプスの山あいでは強靭な足で険しい斜面を登るのが得意とする甲斐犬が暮らしています。
和歌山県では紀州犬がイノシシ猟を行います。気性の激しい紀州犬が野山を駆け回ります。
長野県南佐久郡で標高1500mに位置する川上村発祥の犬が川上犬。川上第二小学校では村の誇りである川上犬を子どもたちが世話しています。川上犬の世話をしながら5年生が奮闘する姿や3月に卒業を迎える6年生と川上犬の別れ。子どもたちと川上犬の絆を描きます。
長野県小川村では母娘の柴犬が雪を抱く北アルプスの山々が見える風景を散歩していきます。山梨県の河口湖、雄大な富士を望みながら散歩する甲斐犬。
北海道の広大な雪原を力強く駆け回るのは北海道犬とスキーを履いて一緒に散歩する飼い主。北海道ならではの散歩のシーンです。白色や茶色の北海道犬の仔犬が愛らしい顔で雪の中をはしゃいでいます。
犬がいる日本の風景は私たちの心の故郷。
そこには、「人と犬の絆」「普段着のニッポン」が見えてきます。