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#12

愛しき日本の犬物語 2017冬だより・前編

日本各地には、色々なかたちの人と犬との暮らしがあります。動物としての生態、能力などの素晴らしさを紹介すると共に、様々な日本の犬の姿を通して、人と犬との絆を描きます。

日本各地で本格的に始まる猟シーズンは、日本の犬が本領発揮する場でもあります。
猟師の数が減少していくなか、四国犬を使った伝統を守り続ける85歳の古老の猟師が現在までに仕留めたシカやイノシシ等の獲物は1200頭以上にもなり、一緒に猟をしているのが四国犬です。その四国犬の魅力に迫ります。
秋田県湯沢市で400年続く冬の風物詩「犬っこまつり」は愛犬の健康祈願として毎年行われています。一番のみどころは地元の人たちが製作した秋田犬を模した15体の雪像です。全国から愛犬家たちが犬の健康祈願として訪れます。
長野県小川村では母娘の柴犬が雪を抱く北アルプスの山々が見える風景を散歩していきます。山梨県の河口湖、雄大な富士を望みながら散歩する甲斐犬。散歩中、思わぬ動物との出会いがあり甲斐犬は興味津々です。
秩父の内閣総理大臣賞を受賞した柴犬も登場します。
犬がいる日本の風景は私たちの心の故郷。
そこには、「人と犬の絆」「普段着のニッポン」が見えてきます。
今回は前編と後編にわたり放送いたします。