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絶景! ギアナ高地の秘密 神秘のテーブルマウンテン 落差979m! エンジェルホールの全貌に迫る

ギアナ高地は南米北部、オリノコ川とアマゾン川に囲まれた高地で、ベネズエラを始め、南米の6つの国と地域にまたがります。熱帯雨林のジャングルにテーブルマウンテン(卓状台地)が織りなす風景は、想像をはるかに超えた迫力。およそ20億年前という地球最古の部類に属する地殻が、数億年の歳月を経て風雨に洗い流され、硬い岩盤だけが台地状に残り、陸の孤島といわれる「テーブルマウンテン」が形成されたのです。自然写真家・寺沢孝毅氏が、その痕跡を辿り写真に収めて行きます。
ギアナは「水の国」と言う意味。その名の通り、いたるところに無数の滝や川が流れています。中でも最大級のテーブルマウンテン・アウヤンテプイからは、何百という滝がジャングルに流れ落ち、その中でも最大の「エンジェルフォール」は落差979mを誇ります。
番組では空と陸からアプローチし、この壮大な「エンジェルフォール」の全貌に迫ります。
さらに標高2810m、ギアナ高地で最も高いテーブルマウンテン、ロライマ山の山頂にテントを張り5日間滞在、独自の進化を遂げた生き物の姿を観察しながら、数億年以上繰り返される「失われた世界」の自然の営みを紹介します。
 
寺沢孝毅(自然写真家)
1960年生まれ
北海道士別市出身
北海道天売島を拠点に海鳥たちの保護活動を勧めながら、その写真を撮り続けている。
その他、活動する取材地も広く、知床や西表島、海外では熱帯のボルネオからロシア、アラスカ、ノルウエー、カナダなど北極圏までに及び、希少な自然を記録している。
2009年 守りたい命のプロジェクト有限責任事業組合(LLP 守りたい命プロジェクト)を設立。失われゆく地球環境の今を写真で発表し、その保全活動に勤めている。


©寺沢孝毅

©寺沢孝毅

©寺沢孝毅

©寺沢孝毅