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#5

夫婦でクリスマスマーケット

今回は、ヨーロッパの冬の風物詩、クリスマスマーケットを巡る旅。
まず訪れたのは、オランダの首都・アムステルダム。「水の都」と呼ばれ、運河が張り巡らされたこの街のクリスマスマーケットには、ライトアップされたかわいらしい屋台が並びます。
そして、クリスマスマーケット発祥の地とされるドイツへ…。シュトゥットガルトにある、世界最大級といわれるクリスマスマーケットには、伝統のくるみ割り人形やオーナメントを売るお店に加えて、観覧車やメリーゴーラウンドなどのアトラクションも!
オーストリアの首都・ウィーンでは、大通りに並ぶ巨大なシャンデリアの、幻想的な光がきらめき、歴史ある建物の前で開かれるクリスマスマーケットは趣にあふれます。
最後に訪れたのは、チェコの首都・プラハ。ちょうどクリスマスイブを迎え世界遺産に登録されている街全体が、厳かな雰囲気に包まれます。
年越しまで滞在したプラハでは、ニューイヤーの瞬間、花火が打ちあがり、新年の喜びに包まれます。空からはなんと雪も…。
もちろん、訪れた国の名物グルメや、きらめく街のタイムラプス映像もたっぷりとお届けします!

<オランダ>

◇アムステルダム

オランダの首都・アムステルダム。「水の都」とも呼ばれ、街中に張り巡らされた運河が、趣ある街並みを作り出します。その中には、東京駅のモデルとなったともいわれるレンガ造りのアムステルダム中央駅も。そんなこの街のクリスマスマーケットには、ライトアップされたかわいい屋台が並びます。オランダのコロッケ「クロケット」をはさんだ「ブローチェ・クロケット」や、ワッフル生地でシロップをはさんだオランダの伝統菓子「ストロープワッフル」など、名物グルメも堪能します!

<ドイツ>

◇シュトゥットガルト

オランダから夜行バスで7時間揺られ、到着したのはドイツ南西部の都市シュトゥットガルト。実はクリスマスマーケットはドイツが発祥の地とされ、この街のクリスマスマーケットは、世界最大級なのだとか。ドイツのクリスマスの定番「くるみ割り人形」や「煙出し人形」など、かわいらしいおもちゃやオーナメントが並びます。夜になると、屋根の上に華やかな装飾が施された屋台や、大きなクリスマスツリー、そして観覧車やメリーゴーラウンドなど、すべてがライトアップされ、華やかにきらめくイルミネーションにワクワクする2人!さらに、ソーセージにケチャップとカレー粉がかかったドイツの名物グルメ「カリーブルスト」、クリスマスらしいローストチキンのハンバーガーやホットワインなどの屋台グルメも堪能しました!

<オーストリア>

◇ウィーン

ドイツから再びバスで移動し、田園風景を眺めながら「音楽の都」首都・ウィーンへ。クリスマスの時期には、街の中心の通りに巨大なシャンデリアが華やかに並びます。美しくそびえ立つ「シュテファン大聖堂」は、モーツァルトの結婚式と葬儀が行われたというウィーンのシンボル。そしてヨーロッパ各地の美術品を収蔵する名高い「ウィーン美術史美術館」の前の広場で開かれるクリスマスマーケットは、きらびやかな雰囲気に加えて歴史ある建物が積み重ねてきた時の重みに包まれます。

<チェコ>

◇プラハ

ウィーンからさらにバスで移動すること4時間。訪れたのはチェコの首都・プラハ。街全体が「プラハ歴史地区」として世界遺産に登録されています。到着するとまずは両替。チェコは同じヨーロッパでもユーロでなく「コルナ」という通貨を使うのだとか。そんなこの街では、アパートを借りて少し長めに滞在することに。広い部屋にヨメも大満足!買い出しに出かけたスーパーではソーセージやハム、そしてチェコが消費量世界一だというビールの種類の多さにびっくり!牛肉と玉ねぎなどを煮込んだ、伝統料理「グラーシュ」も堪能します。チェコの街では、美しいたたずまいの教会「聖ヴィート大聖堂」や「旧王宮」などを散策し、クリスマスマーケットへ…。ちょうどクリスマスイブを迎え、ライトアップされた世界遺産の街全体が厳かな雰囲気に…。新年もこの地で迎えた鈴木夫婦。ニューイヤーの瞬間には花火が打ちあがり、さらに空からは雪も…。幻想的な風景に、ヨメもオットも大感動でした!