放送内容

#66

古河電気工業 特別顧問 柴田光義 後編
技術者の父との日々が定めた 理科系学科への進路

柴田光義さんが生まれ育った東京の下町、墨田区向島を三田寛子さんと訪れます。
鉄道会社に勤める技術者だった父は、機械の構造や仕組みに興味を持った柴田少年の質問に、丁寧に答えてくれるなかに『技術者としての誇り』を感じさせました。
父の姿から流れ始めた「源流」をたどり、小学校、そして開成高校へ。母の実家だった工務店で大工道具で遊んだ日々もよみがえります。
千葉の裸線工業で身につけた現場・現物・現実の「3ゲン主義」、そして光デバイスの開発で大きな成功と挫折を味わった横浜研究所での日々にも、父の姿から感じた技術者のこだわりがにじみます。
社長を経て特別顧問となった今も流れ続ける、柴田さんの「源流」をたどります。