放送内容

#63

政策研究大学院大学 学長 大田弘子 前編
官僚も大臣でも「何とかなる」桜島の姿がくれた思い

政策リーダーの養成を目的とする政策研究大学院大学で学長を務める大田弘子さん。「源流」と語るのは、鹿児島で子どもの頃から見て育った桜島の姿です。ど~ん、と大きく据えた姿をみて、大らかな気持ちをもらい、どんなことにも「何とかなる」と思ってきたといいます。2002年に大学教授を退職し、内閣府の参事官になったときも、経済財政担当大臣への就任依頼も、桜島から学んだ「何とかなる」という大らかさで引き受けました。大学に復帰し、学長を務める現在も、発展途上国から学びに来る学生たちに自ら講義することもあります。「やってみて初めて出会えることがある。新しい自分を発見してほしい」と語る大田さんが歩んできた道のりを伺います。