放送内容

#41

平和不動産株式会社 代表執行役社長 土本清幸 前編
父が貫いた青果の公正な取引 金融危機対応の範に

90年代後半にはバブル崩壊がもたらした金融危機に直面し、特に1998年の日本長期信用銀行の国有化では、証券取引の監督官庁だった大蔵省に直接掛け合い、ギリギリの局面を回避しました。「決死の覚悟で情熱を持つことは、やっぱり通じるものがある」と語る土本さんの源流は、子どもの頃に目の当たりにした、故郷の愛知県瀬戸市で青果商をしていた父の姿でした。青果市場で「公正な取引」をすることに力を傾けていた父と同様に、透明性や信頼の維持に努める土本さんのビジネスパーソンとしてのこれまでの人生を振り返ります。