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東京ベランダストーリー

東京タワーが見える高級住宅街。汽笛が聞こえるシーサイド。昭和の香りが満ちる下町。
同じ1日でも昼と夜で表情が変わる町・東京。
そんな町で家のベランダを覗いてみると…家主の個性、こだわりが息づく、くつろぎ空間があります。昨今の#STAY HOMEをきっかけに自宅のベランダをお気に入りのカフェテラスにした人、家庭菜園を造った人…ベランダは、家の一部であり、思い思いのカタチで創るそれぞれの家族の場。
大都会東京で喧噪から逃れられる自由と解放の場。

番組では、名もなき“ベランダ愛好家”たちが作った十人十色の“最高のベランダ”を訪ね、“至福のベランダタイム”を堪能。

訪れるのは、東京で働くサラリーマン・小松(=小松利昌)。関西から状況して20数年。都内の中小企業営業マン(独身)。上司からは叱責される毎日の中、唯一の趣味は…休日都内の「素敵なベランダ」を探訪しては、自らのブログにポエムとともに編集記を載せること。
ベランダを愛するポエマー小松(=小松利昌)が彼らの邸宅を訪れ、意匠をめぐらし、コダワリが凝縮された自慢のベランダを拝見。How toやそこにある家族のSTORY,家主が担当している“自分だけの寛ぎベランダタイム”を追体験するドラマ・ドキュメンタリー番組です。

今回訪れるのは、3つのベランダ。


 

「愛犬もご機嫌 陽だまりで憩うしずくの庭」(葛飾区)
築30年のマンション5F。見晴らしのいいベランダを手作りでリノベーション。ウッドデッキ上は、愛犬しずくの特等席。おしゃれなベランダは、すべて手作りDIY。ベランダを作ったきっかけは、保護犬“しずく”のため。保護犬ということもあってか、警戒心が強い“しずく”。“しずく”が安心してゆっくりすごせる場を、とリビングとベランダをつなげるDIYをし、至福のベランダが生まれました。


 

「海薫る庭 魅惑のベランピングルーム」(足立区)
旅が趣味の夫婦。ベランダにキャンプサイトをDIY。4人の子どもと家族団らんの秘密基地。
木と緑で統一されたリビング、流木がアクセントのダイニングキッチンを通るとそこには、秘密基地のようなベランダが。小さい子供がいる中、夫婦の時間もとれず、落ち着けるときは、少ない。そんな中でも気分があがるような非日常の空間をと思い、生まれたこのベランダは、海の香りがする異空間。春は、お茶を、夏はBBQ,冬はこたつでくつろぐ。そこは、家族の思い出がつまる場に。


 

「夫婦で憩う空中路地庭園」(渋谷区)
東京・渋谷の真ん中の空中で、目を疑うほどの広大な庭園を実現した夫婦。
編集者の夫と料理研究家の妻。ベランダ作りのきっかけは、40歳をすぎたころに、夫がバラの苗を育て始めたこと。以来、妻が、花が咲いたら褒めてくれ、果実が実ったら料理して、そんな日常がとても幸せで、現在に至る。至福の時間は、夫婦でのベランダご飯。庭で収穫したサボテンをステーキに、ハーブを積んで魚の炭焼き。風が気持ちいい黄昏時にお酒を一杯。


 

出演:小松利昌&一般家庭の方々