いまも脳裏に焼き付く奥様のピュアな目。
リビングに足を踏み入れたときから、その気配はあった。
所狭しと飾られた観葉植物。
聞けばそれらは窓一面に映っている緑の箱庭からの緑。
12年前、まったくの園芸ビギナーだった奥様が
春先、ミモザの花に心奪われ始まったという箱庭ライフ。
今ではもう新築当時から備わっていた庭、かのような佇まい。

もともと奥様は、雨だったり直射日光が苦手なインドア派だったとか。
いやはや、庭は人を変える、人生を変える。
出会った当初からの奥様の変わりぶりを、面白おかしく語る旦那さん、
まんざらでもないその笑顔、どうもご馳走様でした。