みどころ

#333

琵琶湖から日本海へ 旅情満載!古の街道をたどる(#333)

琵琶湖線と北陸本線を乗り継いで、大津から日本海に面した敦賀へ!
いにしえの面影を残す北国街道をたどります。
近江八幡の掘割や国宝彦根城や長浜の宿場など、見どころが目白押し!
もちろん、昔ながらの郷土料理も味わいます。
ロンドンタクシーがお出迎えするユニークな隠れ宿も発見!

初回放送日:2022年10月27日(木)

旧西川家住宅
近江八幡・新町通りにある近江商家の面影を残す家で、江戸時代中期頃の建築と推定されている。近江商人の隆盛ぶりを偲ぶことができ、国の重要文化財に指定されている。

八幡堀
安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える源となった町の一大動脈。近江商人の発祥と発展に大きな役割を果たした。

彦根城 聴鐘庵
彦根の銘菓「金亀(こんき)」。厳選された鹿の子豆(小豆)を寒天で包みじっくりと表面を乾燥させて出来上がった品。亀甲の文様に彦根城天守にみたてた金箔が添えられている。

黒壁ガラス館
国の登録有形文化財である黒壁ガラス館。内装も当時の黒壁銀行そのもの。1階は国内のガラス作品が、2階は海外のガラス作品が取り揃えられている。

華豊庵
滋賀県の長浜市黒壁周辺にあり、滋賀名物の近江牛の肉寿司を食べることができる。肉の旨味と甘さが溢れ、米との相性が抜群。

想古亭 源内
一日四組限定。自然の中にひっそり佇む離れの隠れ宿。奥琵琶湖、賤ヶ岳(しずがたけ)のふもとで地元産のものを中心とした料理が特徴。

小林商店
長浜市木之本町にある小さな集落の食料雑貨店・小林商店は、知る人ぞ知る「鯖ずし」の製造販売店。原料は塩鯖と米と塩。開いた塩鯖に炊いたご飯を詰め、桶に漬け込み、1ヶ月半ほどで食べ頃に。

撮影ポイント①
琵琶湖線 能登川駅~稲枝駅間

撮影ポイント②
北陸本線 近江塩津駅~新疋田駅間

この旅のベストショット!

旅人の独り言…

JR敦賀駅は2024年春、北陸新幹線の新たなターミナルに生まれ変わります。そんな敦賀駅から車で10分ほどのところにある気比の松原は、白砂青松のコントラストが印象的な場所です。その松原から見た敦賀湾の、どこまでも碧く穏やかな海の美しさに感動しました。北陸新幹線が来て、敦賀を訪れる人が多くなると思いますが、是非ともこの海を見て欲しいと思います。
 
担当ディレクター:吉川雅章