みどころ

#332

山海の美味&日本三景!松島 秋のみちのく一人旅(#332)

ふるさとの景色が広がる山形から、日本三景・松島まで、秋風に吹かれてみちのく一人旅に出かけます。
黄金色の田園の先にあるのは、観光名所・山寺。
芭蕉も見たであろう絶景を堪能!
仙台の奥座敷・作並温泉に浸かった翌日、向かうのは太平洋。
旬の美味に舌鼓を打ち、ゴール・松島ではクルーズを楽しみます。

初回放送日:2022年10月20日(木)

山寺(宝珠山 立石寺)
名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を芭蕉が残したことで世界的に有名な
「天空の古刹 山寺」こと宝珠山立石寺。登山口から1,000段登ると目の前に大パノラマの絶景が広がります。

お食事処 ふもとや
オススメは山形名物の木箱に入った板そばと、山形の内陸部の人気郷土食・下足天が付いたセット。

作並温泉 湯の原ホテル
仙台の奥座敷といわれる、広瀬川上流のほとりに佇む作並温泉。そこで60年以上愛されている湯の原ホテル。肌に優しい名湯と健康と美食にこだわった夕食を堪能。

つつみ屋 作並店
作並駅の近くで見つけた団子屋さん。名物は揚げまんじゅう「つつみ揚」。クッキーのような生地でこしあんと胡桃を包んで揚げたもの。軽くサクッとした食感で美味。

仙台東照宮
仙台藩2代藩主伊達忠宗公によって創建された神社。仙台藩が総力をあげて造営した、伊達文化の粋を結集したものでした。本殿他4棟が国の重要文化財に指定されています。

鹽竈(しおがま)神社
平安初期にすでに歴史に登場している神社。東北地方では陸奥国一之宮として厚く信仰されています。芭蕉が「おくのほそ道」で感激したという燈籠も残っています。

すしやの山孝
日本有数の生マグロの水揚げを誇り、三陸沖の魚介が集まる塩釜港で、オール宮城産のお寿司や茶わん蒸しに舌鼓。

松島島巡り観光船 仁王丸
仙石線・松島海岸駅の近くの観光船乗り場から、新造された遊覧船で芭蕉と同じように船上から日本三景・松島の絶景を堪能できます。

撮影ポイント①
仙山線 熊ケ根駅〜陸前白沢駅間
第二広瀬川橋梁
東日本大震災にも耐えた昭和6年製のトレッスル橋。水面からの高さは52メートル。

撮影ポイント②
仙石線 陸前浜田駅~松島海岸駅間
松島湾
西行戻しの松公園から撮影。

この旅のベストショット!

旅人の独り言…

ロケは大気が不安定な台風シーズン中だったため、晴れた空で撮影を始めても急に天候が変わり雨宿りをさせられるという過酷な時期でした。一段登るたびに煩悩が消えていくという天空の古刹・山寺の取材でも、天気に苛められ煩悩は膨らむばかり。
しかし日をあらためて1,000段の階段を登り、五大堂からの絶景で一気に清々しい爽快な気分になりました。標高400メートルから眺める空や山肌、色づき始めた紅葉など、日一日と変わっていく山里の秋を感じました。大変だけれど、こうしたご褒美があるからこそ頑張れます。
 
担当ディレクター 細谷美良