みどころ

#296

岡山~広島 井原鉄道で行く! 実りの秋 ふるさと紀行(#296)

これぞ、にっぽんのローカル線!
広島と岡山を結ぶ井原鉄道で
ふるさとめぐりの旅に出かけます。
決してメジャーな路線ではありませんが、これが意外なほど面白い!
昔ながらの宿場町や大人気の嫁いらず観音、最新のデニム製品まで…
今が盛り、秋の味覚も楽しみます。

初回放送日:2021年11月4日(木)

レストラン土手
元ヒルトンホテル副料理長が自家栽培の野菜を使って腕を振るう
1日1組限定のレストラン。

嫁いらず観音院
「老いても嫁の手を煩わすことなく、健康で幸せな生涯をまっとうできる」
という霊験があり、そのため「嫁不要(よめいらず)の観音様」と
呼ばれている。

井原デニムストア
世界の有名ブランドの製品にも使用されている
井原市のデニム生地は最高級品。
その井原デニムを使った資料展示のほか、
高品質のジーパン、ジャケット、シャツ、デニム生地、小物等を販売。

矢掛宿
江戸時代、宿場町として栄え、今もなお往時の姿を今に伝えている。
江戸時代にタイムスリップしたような風情ある町並み。

水車の里フルーツトピア
いちご狩り、ぶどう狩りのほか、
カフェでは農園の旬のフルーツを使ったパフェなどの
カフェメニューを楽しめる

備中国分寺
奈良時代に聖武天皇の発願によって
全国に建立された国分寺のひとつ。
現在の建物は江戸時代中期以降に再建されたもの。

撮影ポイント①井原駅→早雲の里荏原駅

撮影ポイント②高梁川

この旅のベストショット!

旅人の独り言…

今回の作品で初めて知った井原鉄道。
1999年に開業した、鉄道の中では比較的歴史が浅い鉄路ですが、
沿線には奈良時代に開基したと伝わる観音院や備中国分寺、
江戸時代から伝わる福山琴、
そして江戸時代から明治・大正・昭和初期の街並みが残る矢掛宿と、
日本の伝統や文化にたくさん触れることができました。

そんな数ある印象的なシーンの中でベストショットに選んだのが、
カメラに収めた「秋空と彼岸花 そして1両編成で駆け抜ける井原鉄道」です。

あまり知られていない鉄路ですが、これも「日本の原風景」なのでは…
と、郷愁を誘う一枚だと思います。
 
担当ディレクター 蓑上知生