番組表
おすすめ情報
みどころ
フィルム映像で廃線が蘇る! 夏の北海道を行く 釧網本線&標津線(#286)
メリーさんのひつじ
釧路湿原の森の中、塘路ネイチャーセンター内の小さなカフェ。
人気は特製デミグラスソースで頂く道東産「鹿肉ハンバーグ」。
多和平展望台
多和平は、広大な北海道でも珍しい「360°の地平線」が見渡せる大牧場。
広々とした景色に加え、楽しみ方も広範囲!
別海町鉄道記念館
旧西春別駅前のいこいの場であり、
廃線となった旧国鉄の標津線の足跡をたどることができる。
湯宿 だいいち
養老牛温泉の一軒宿で、
シマフクロウが訪れるとして人気でリピーターが多い。
旧標津線 根室標津駅
平成元年に廃止となった標津線の終着駅。
根室標津駅の転車台と蒸気機関車が保存されている。
郷土料理 武田
標津町特産の鮭料理が楽しめる。
希少価値の高いトキシラズのルイベは絶品の味。
別海町観光船
野付湾でのんびり過ごす野生のアザラシや、
知床半島・国後島の絶景が一望できるクルーズ船。
走り①釧路駅→東釧路駅
走り②遠矢駅→釧路湿原駅
走り③旧標津線 上春別駅跡
この旅のベストショット!
旅人の独り言…
私が47都道府県の鉄道を撮影してきた中で、特に心に残っているのが北海道の鉄路です。四季折々の大自然の中を駆け抜けていく列車は、北海道でしか撮ることが出来ないスケール感でした。
しかし、自然豊か故の北海道で鉄道を維持する難しさ…。この番組で取り上げてきた江差線・夕張支線・留萌本線・札沼線の全線や一部が廃止、そして日高本線も厳しい現実が目の前に迫ってきています。
以前地元の方に「北海道の自然は本当に素晴らしいですね」と心から感激して伝えると一言、「あなたは暮らしていないからね」と。
私はハッとさせられました。旅人は一時ですが、暮らしている方々は毎日の事。豊かな自然は裏を返せば、厳しさも多い。
今回、平成元年に廃線となった標津線を取材した光進駅跡が、私の心に残るベストショットになりました。
運行当時は走っていて当たり前だった標津線。「当たり前」だと思っていたものが実は「あることが難いもの」つまり「ありがたいもの」だったこと。北海道の廃線を取材して改めて「当たり前」に対する「ありがとう」と感謝の思いの大切さを痛感しました。
担当ディレクター 蓑上知生
飛び切りの車窓風景が楽しめる釧網本線と、今はなき標津線をたどり、夏の北海道を満喫します。
広大な釧路湿原は今が最も素晴らしい季節。
可愛い野生の動物たちとも出会います。
貴重な映像とともに廃線跡を行けば様々な発見が…
旅のゴールで待っていたのは
ここにしかない絶景!
初回放送日:2021年8月19日(木)