みどころ

#171

下関から日本三景・宮島へ 春の瀬戸内 桜の名所めぐり

爛漫の春!暖かなそよ風に誘われて、絶景列車で瀬戸内海をめぐります。満開の桜や美しい島々の風景、名勝・錦帯橋、日本三景・宮島など、沿線は見どころ満載!ひと足伸ばして清流・錦川沿いの小さな鉄道の旅も楽しみます。

初回放送日:2017年5月9日(火)

みどころ

功山寺(長府駅)
鎌倉時代の創建という古刹。仏殿は鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、昭和28年に国宝に指定されている。境内には20本余りの桜の古木があり、城下町長府の桜の名所にも数えられている。

古串屋(長府駅)
明治4年創業の老舗。ふぐ料理の名店として知られているが、初夏から秋にかけてのおすすめは「雲丹」。その創作料理の数々を気軽に味わえるのが「うにミニ懐石」。老舗ならではの歴史ある客室で、その味を堪能できる。

ときわ公園(常盤駅)
常盤湖畔に、大正時代に作られた総合公園。園の東にある桜山は、日本でも指折りの桜の名所と言われている。桜以外にも、生息環境展示にリニューアルした「ときわ動物園」や「石炭記念館」、屋外展示の彫刻、植物園など、色々楽しめる。

海眺の宿 あいお荘(新山口駅よりバス)
山口市秋穂地区の高台に建つ宿泊施設。料理には、この地区で盛んな「車海老養殖」に因み、車海老のフルコースが。部屋からも、露天風呂からも周防灘の絶景を楽しめる、まさに「海眺」の宿。

防府天満宮(防府駅)
防府の市街地を臨む高台に立つ天神様。太宰府天満宮に先立つ904年の創建で、日本で最初の「天神様」と伝わる。天満宮だけに梅が有名だが、境内の裏手に連なる桜並木で、桜の名所としても知られる。

能面工房(防府駅)
防府天満宮の参道にあるこちらの施設。能面作家、松田龍仁さんのアトリエ兼展示スペース。松田さんがお手すきの際には、能面や能についてのレクチャーもお願いできる。参道の意外な穴場。

きいさんねー(富海駅)
富海の海辺、元の漁協の事務所を改装した食堂。富海の海であがる魚を使った刺身定食と山口のタコを使ったタコ飯、地元の煮干しを使った出汁が自慢の肉うどんのセットなど、メニューはシンプルながら味わい深いものばかり。

やない西蔵(柳井駅)
白壁の町並みの中にある、元々醬油の醸造蔵だった建物を使った施設。館内では、郷土玩具でもある「金魚ちょうちん」の製作体験、柳井の伝統織物「柳井縞」の機織体験など体験メニューが楽しめる。

錦帯橋(川西駅)
錦川鉄道の川西駅より徒歩20分。世界でも類を見ない木造のアーチ橋。錦帯橋周辺の錦川の土手と吉香公園含めて3000本余りの桜があると言う、桜の名所でもある。

岩国国際観光ホテル(川西駅)
錦帯橋のすぐそばに立つ大きなホテル。部屋や露天風呂からも錦帯橋を眺めることができる。料理には、郷土料理の「大平汁」「岩国寿司」が登場する。どちらも名産「岩国れんこん」が使われている。

にしき産品ステーション(錦町)
錦川鉄道の終点、錦町にあるその名の通り錦町周辺の産品を集めたお店。名産品であるこんにゃく製品やワサビ製品などが多数揃う。時季によっては「花わさび」のような、産地ならでは旬のものにも出会える。

紅葉堂 弐番屋(宮島)
「揚げもみじ」の専門店。「揚げもみじ」は宮島名物のもみじ饅頭に、衣をつけて揚げたもの。そのおいしさから、宮島表参道商店街の新名物となった。もみじ饅頭は、やはり参道にある「紅葉堂本店」のもの。

厳島神社(宮島)
平家からの篤い信仰でも知られる由緒ある神社。清盛の時代に、現在の海上となる大規模な社殿が整えられたと言われている。国内外から参拝者が絶えない。

撮影ポイント1
山陽本線 大畠駅~神代駅 大島大橋より

撮影ポイント2
山陽本線 通津駅~藤生駅 国道跨線橋より

撮影ポイント3
錦川鉄道 南河内駅前