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てくてく俳句百景 春

昨今、再び注目を集めている日本の伝統文化 「俳句」
この番組では、経験者・初心者を問わず俳句に興味を持つ出演者たちが、かつて美しい名句が誕生した日本全国の土地を、俳句講師とともに訪ね歩きます。
そこで講師の教えを受けながら、思い思いの句を詠み、1日のおわりにはそれぞれが集大成となる句を発表。皆で品評をしあい、最も優れた句を選出する番組です。

 

 

今回は番組の第三弾となる俳句の旅をお届けします。
旅先となるのは千葉県・南房総。
「花の南房総」と呼ばれ、花の産地として有名なこの土地は、小林一茶、正岡子規、夏目漱石といった俳人・文人がこぞって訪れたといいます。
訪れるのは3度目の参加となる東貴博、「壇蜜歳時記」を執筆するほど俳句には詳しい壇蜜、そして俳句初心者の渡辺正行と丸山桂里奈。講師に迎えるのは、わかりやすい説明で定評のある俳人・神野紗希。
一足早い桜が咲く抱湖園(ほうこえん)、鋸山の地獄のぞき、日本寺の巨大大仏…。南房総の春の風景の中、てくてく旅をしながら俳句を学び、詠み歩きます。ランチでは房総の海の幸に舌鼓。ここでも食材の“旬”と“季語”の関係で盛り上がり、俳句への興味が高まる一行。そして、この番組では恒例となった地元俳人との俳句対決も。その相手は…なんと小学生。一体どんな句が生まれるのでしょうか。東京に近い南房総の知られざる名所もたっぷりお届けします。
さらに、俳句王子・高柳克弘による名句解説コーナーに加え、世の中でひっそり営まれている、少し変わった「句会」を紹介するコーナーも。
往年の俳人たちがそうしたように、出演者たちは自らの足でその土地を歩き回ります。
そして、普段は気にすることもなかった風景に目をとめ、季節を肌で感じとりながら俳句として切り取ります。
一見難しそう…だけどこの番組を観ていたら、意外と自分にもできるかもしれない。
初心者に向けた俳句の魅力を存分にお届けします。