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#143

食物アレルギー対応食品の最前線

食物アレルギー対応食品の最前線を取材開始。まずアレルギーの子供を持つ親を取材、すると「アレルギー対応食品は幼児向けのものがほとんどで、大きい子の食品があまりない」「アレルギーの子供の分と大人の分を作り分ける手間がすごくかかる」という声が。実際スーパーを取材してみると、アレルギー対策食品は0歳〜3歳までのものしかなく子供と大人両方に向けた商品はほとんどないのが現状。そこでさらに調べているとハウス食品が特定原材料7品目不使用のカレーを開発・発売していることを発見。小麦粉や乳製品を使わずにどうやってカレーを作っているのか、製造工場を取材。まずどんなカレーなのかハマカーンらが試食。味はまったく普通のカレーと変わらない。ハウス食品は特定原材料7品目不使用のカレーを作るため専用の工場を作り、工場内はアレルギー物質の混入を防ぐため徹底した管理を行っていた。さらに製造後も味の品質をチェックし、万が一品質が劣っていた場合は、出荷を停止するなど厳しいチェック体制をしいていた。チェックを行うのは普段から厳しい味覚テストを行っている味覚のプロとも言える人たち。さらに開発者に開発するまで10年かかった苦労をきいた。小麦粉も乳製品も使えない状況でカレーを作るため、その代替の素材を探すのにかなりの年月と労力を費やしたという。

※イトーヨーカドーのアレルギー対応コーナーは一部店舗に限ります。

番組で紹介したスポット

■ハウス食品株式会社 お客様相談センター
受付時間 9:00~17:00
電話 0120-50-1231


【ゲスト出演】
熊井友理奈