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新宿から丸ノ内線でわずか10分。杉並区の方南町。
丸ノ内線の分岐線の終着駅であることから、“おかえりなさいの街” というキャッチコピーが付けられています。1964年の東京オリンピックに合わせて環七通りが整備されると、急速に市街地として発展。50年代から続くアーケード商店街には、昔ながらの八百屋さんや手芸店が今も元気に営業中です。
今回はこの街でマンションを購入しリモデルされたS邸を訪ねます。
ご主人は海外の設計事務所で働いていた経験を持つ建築家。独立前は大型建築の設計に携わってきましたが、いつしか、小規模の建築も手がけたいという気持ちが大きくなり、自ら設計事務所を立ち上げました。
マンションのリモデルは今回が初めてだったということもあり、試行錯誤を重ねながら、およそ68平米という広さの中に自分の仕事部屋のスペースも設けるという制限付きで、住み心地の良い住まいの設計に挑戦したそうです。
元々、南側は壁で仕切られていた間取りでしたが、その壁を全て取り除き、真ん中に、寝る場所としての“箱ベッド”を設置。その箱ベッドを回遊する形で、キッチンやリビングダイニング、収納などの生活空間を設けました。
箱ベッドには、日本の伝統建具である無双窓を採用。無双窓とは、格子状の板を二重にし、開け閉めを可能にしたもの。従来の縦格子を斜め格子にするアイデアはSさん考えたもの。通風環境を整えながらも、人の水平移動と垂直移動に対する視線を遮る効果でプライバシーを保ちつつ、家族の気配も身近に感じることができるんです。
夕食後は家族3人、箱ベッドに寝転んでテレビを見ながら寝落ちすることもあると笑いながら話す奥様。秘密基地のような箱ベッドの中で、かけがえのない家族時間が育まれるリモデルとなったようです。
設計担当: 鈴木岳彦さん/鈴木岳彦建築設計事務所
https://www.takehikosuzuki.com