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エンタメ・音楽
リクエスト特集
#117
子供たちに残したい 美しい日本のうた
2025年4月19日(土)午前11:00~ひる12:00
報道・ドキュメンタリー
三井住友トラストグループ 取締役会長 大久保哲夫 後編帰郷の転校生に学級委員の役 「試練」のラジオ体操
#106
トップの源流
2025年4月19日(土)よる6:00~6:30
旅・くらし
アート公募展の選考会
#418
飛鳥物語II
2025年4月19日(土)午前9:55~10:00
竹内明日香 一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事
#520
fresh faces
2025年4月19日(土)よる8:54~9:00
関東大震災の復興住宅を カフェっぽく甦らせた深川の家
#176
辰巳琢郎の家物語 リモデル★きらり
2025年4月19日(土)ひる12:00~12:30
BS朝日「ウェルビーイング放送中!」
テレビ局らしく、エンターテインメントにして届けていく。BS朝日の、新しい挑戦です。
BS朝日開局25周年記念サイト
BS朝日は2025年の12月に開局25年を迎えます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
銀のマルシェ
BS朝日 シニアビジネスプロジェクト始動! シニアが主役の番組・イベントなどに挑戦!
GAME A
BS朝日がゲーム事業に参入!第一弾はインディーゲームイベントに参加!
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慶應義塾大学のある港区三田。この街は江戸時代から大名屋敷が並び、歌川広重の絵にも描かれるなど風光明媚な土地です。今では各国の大使館や公邸、邸宅などが並ぶ高級住宅地として知られています。 今回はそんな三田にある建築家Aさんの自邸を訪ねます。Aさんは古い建築物を再生する専門家。これまで公共施設からマンションまで、様々な施設を再生させてきました。そんなAさんがそれまでのマンション住まいで狭さを感じていた時に奥様が目を付けたのが、当時築40年のRC造4階建て、賃貸用に建てられた古ビルでした。しかも、当時の建築基準法をクリアした証明である「検査済証」が紛失していたため、不動産における資産価値はほとんどありませんでした。そこで建物としての資産価値を新築と同じ位に高める為、建物の図面を復元し構造面の検査をはじめ、建物の全面調査を行ったのです。その結果、コンクリートの強度や耐震に問題があった為、断熱材などでコンクリートの強度を高め、また構造的に必要のない壁を取り除くことによって建物を軽くし、耐震性を高めました。 1・2Fは賃貸用にし、3・4Fを自宅として使うことに。以前は賃貸の住居が2戸並んでいた4Fは、ワンルームにすることで45帖もある開放感のある空間に生まれ変わりました。床一面に大判の白い磁器質タイルを貼ることでモダンな印象に仕上げています。また以前は狭かったというバルコニーは、室内の一部を取り込んで広げることで、天気のいい日は家族で食事もできるスペースとなりました。また、床にLDKと同様のタイルを敷くことで、窓をフルオープンにした時、室内との一体感ある心地よい空間に仕上げています。 A邸の正面には同じ様なバルコニー付きの共同住宅が建ち、以前の住人はカーテンや簾を使って閉鎖的な暮らしを強いられていたそうです。そこで2~4階部分に可動式のルーバーを設け、日差しと向かいのマンションからの視線を調整できるようにしました。人工木のルーバーによって、RC造のビルに外観から柔らかい印象を与えています。 屋上緑化も行い、ご自身の研究の実験にも役にたっているという、Aさん。『自宅をリモデルし、よりクライアントの気持ちになることが出来ました。』 これからもAさんの建物再生の研究は続きます。 設計担当:青木茂建築工房 http://aokou.jp/
3F before
3F after
4F before
4F after
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慶應義塾大学のある港区三田。この街は江戸時代から大名屋敷が並び、歌川広重の絵にも描かれるなど風光明媚な土地です。今では各国の大使館や公邸、邸宅などが並ぶ高級住宅地として知られています。
今回はそんな三田にある建築家Aさんの自邸を訪ねます。Aさんは古い建築物を再生する専門家。これまで公共施設からマンションまで、様々な施設を再生させてきました。そんなAさんがそれまでのマンション住まいで狭さを感じていた時に奥様が目を付けたのが、当時築40年のRC造4階建て、賃貸用に建てられた古ビルでした。しかも、当時の建築基準法をクリアした証明である「検査済証」が紛失していたため、不動産における資産価値はほとんどありませんでした。そこで建物としての資産価値を新築と同じ位に高める為、建物の図面を復元し構造面の検査をはじめ、建物の全面調査を行ったのです。その結果、コンクリートの強度や耐震に問題があった為、断熱材などでコンクリートの強度を高め、また構造的に必要のない壁を取り除くことによって建物を軽くし、耐震性を高めました。
1・2Fは賃貸用にし、3・4Fを自宅として使うことに。以前は賃貸の住居が2戸並んでいた4Fは、ワンルームにすることで45帖もある開放感のある空間に生まれ変わりました。床一面に大判の白い磁器質タイルを貼ることでモダンな印象に仕上げています。また以前は狭かったというバルコニーは、室内の一部を取り込んで広げることで、天気のいい日は家族で食事もできるスペースとなりました。また、床にLDKと同様のタイルを敷くことで、窓をフルオープンにした時、室内との一体感ある心地よい空間に仕上げています。
A邸の正面には同じ様なバルコニー付きの共同住宅が建ち、以前の住人はカーテンや簾を使って閉鎖的な暮らしを強いられていたそうです。そこで2~4階部分に可動式のルーバーを設け、日差しと向かいのマンションからの視線を調整できるようにしました。人工木のルーバーによって、RC造のビルに外観から柔らかい印象を与えています。
屋上緑化も行い、ご自身の研究の実験にも役にたっているという、Aさん。『自宅をリモデルし、よりクライアントの気持ちになることが出来ました。』 これからもAさんの建物再生の研究は続きます。
設計担当:青木茂建築工房
http://aokou.jp/