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#459

石川編

旧角海家住宅の主屋は明治前期の建築で中庭を囲むように部屋を配置する「ミツボガコイ」と呼ばれる平面形式。この地区最古級の船主住宅の遺構。
上時国家住宅は奥能登における村落支配の拠点となった特権的な家の住居。豪壮巨大な茅葺屋根の建物で内部の公用部分の中心に大納言格式を示す「縁金折上格天井」の「大納言の間」を配している。