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#370

南座 I II

南座は、元和年間(1615~1623)京都・四条河原に公許された、七つの櫓(やぐら)の伝統を今に伝える日本最古の歴史をもつ劇場。明治39年(1906)白井松次郎、大谷竹次郎兄弟の松竹合名会社が南座の経営にあたり、昭和4年(1929)に由緒ある櫓を備えた桃山風破風造りの劇場を竣工させた。南座発祥400年の今年11月、大規模な改修を終えて、歴史と伝統と華やぎのある劇場として新たに開場した。