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#360

名古屋市旧川上貞奴邸 I II

電力王と称された福沢桃介と、日本最初の女優といわれる・川上貞奴が大正9年(1920)から15年(1926)までの6年間を共に暮らした邸宅。桃介はここを中部財界人のサロンとして使った。赤瓦の大屋根をのせた2階建洋館で、木造及び鉄筋コンクリート造。豪壮な邸宅であるところから、町名(東区東二葉町)をとって、「二葉御殿」とも呼ばれた。その後、増改築を経て、平成17年(2005)現在地に移築復元された。