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#356

ニッカウヰスキー北海道工場 I II

大正時代に単身スコットランドに渡って、ウイスキーづくりを学んだ、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝によって、昭和初期に建設。余市蒸留所の第一乾燥塔をはじめとする9棟が有形文化財に登録。工場の正門を兼ねたランドマークとなる事務所棟は、札幌軟石を使用した木骨石造。スコットランド中世城郭をイメージしたとされる塔を置いている。敷地には、貯蔵棟や蒸留棟のほか、竹鶴政孝・リタ夫妻の住宅も移築されている。