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#348

旧中島家住宅 I II

建物は、日本の飛行機王・中島知久平が両親のために、生家近くに建造した、敷地面積10,000平方メートルを越える大規模邸宅。築地塀に囲まれた敷地内には、主屋・土蔵・正門・門衛所・氏神社が配置され、主屋南側には前庭が広がる。主屋は、車寄部、客室部、居間部、食堂部など複数棟からなり、応接室などの洋風建築を一部加味した意匠で構成される近代和風建築。また、明治の宮殿建築としての特徴も見られる。