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#338

都城島津家住宅 I II

都城島津家は、島津家の分家の一つ。江戸時代には鹿児島藩内最大の私領主であった。現在の主屋は明治12年(1879)建設の旧邸を昭和10年(1935)の陸軍大演習の際に大改修したもの。昭和47年(1972)にも大改装し、翌年全国植樹祭に来県した昭和天皇皇后両陛下が宿泊した。旧領主家・旧男爵家の生活を知る貴重な建物である。主屋は玄関から続く3室続きの座敷と廊下を介してL字型3室続きの座敷があるのが特徴。