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#337

長崎大学瓊林会館

「瓊林会館」は、「研究施設」として大正8年(1919)に建築された。桁行22m 梁間12m規模の煉瓦造2階建、車寄付で西面して建つ。縦長上下窓を四周に配した左右対称のつくりで、セセッション風の装飾を施す。長崎大学創立の起点・旧長崎高等商業学校以来の歴史を今に残す。昭和47年(1972)に改修し「瓊林会館」とした。現在は、経済学部同窓会組織「瓊林会」事務局、資料展示室、会議室などに活用されている。