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#308

北海道知事公館 Ⅰ Ⅱ

北海道知事公館

開拓使時代は桑園(そうえん)だった広大な敷地に建つ瀟洒な洋館。昭和11年(1936)三井家札幌別邸新館として建築され、昭和28年(1953)から北海道知事公館として使用されている。木造2階建、銅板葺。。漆喰の壁に梁や柱を露出させたハーフティンバー様式。南北両面の切妻部には異なる意匠が施され、正面入口上部には四葉をあしらった大きな出窓が付いている。2階には天井に山型に組み合わせた合掌材がむき出たダイナミックな応接もある。