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#224

2022年7月3日(日)放送

【徹底解説ニュース最前線】

『独ソ戦』著者が読み解くウクライナでの戦争長期化
①ロシア軍の意図は!? ”要衝”制圧後に大規模ミサイル攻撃

ロシア軍は6月25日、ウクライナ各地にミサイル50発以上を発射した。ロシア国防省が25日、東部の要衝セベロドネツクの制圧を発表したのに合わせるかのように、大規模なミサイル攻撃を本格化させている。その意図は、どこにあるのか。米国の国家情報長官は、ロシアがウクライナの大部分を占領するという当初の目標を変えていないとみて、戦争長期化の見通しを示す。

 

『独ソ戦』著者が読み解くウクライナでの戦争長期化
②ロシア軍の「疲弊戦略」 ウィークポイントは!?

ベストセラー『独ソ戦』の著者で、現代史家の大木毅氏によれば、ロシア軍はウクライナが戦力を失うまで戦争を継続する「疲弊戦略」に至っている。しかし、第一次世界大戦での長期戦は、ロシア革命まで引き起こした。大木氏は、戦争の長期化に伴い、ロシアはウクライナでの“収奪”を強めると警戒する。今回の戦争を終結させるために、必要な覚悟とは…。

 

【ゲスト】
大木毅(現代史家/『独ソ戦』著者)
高橋杉雄(防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長)


大木毅氏


高橋杉雄氏

 


【司会】
上山千穂(テレビ朝日アナウンサー)
菅原知弘(テレビ朝日アナウンサー)
【アンカー】

河野克俊(前統合幕僚長)

 


※都合により内容等、変更の場合もあります。