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#218

2022年5月22日(日)放送

【徹底解説ニュース最前線】

『独ソ戦』著者が読み解くウクライナでの戦争
「第2のマリウポリ」懸念 ロシアが“包囲”狙う重要都市

マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で抵抗してきたウクライナ兵が16日以降、投降を続けている。しかし、ロシアでは、議会が捕虜交換を禁じる法案を審議する構えだ。激闘の続く東部戦線では、ロシアがルハンシク州の重要都市セベロドネツクに迫っている。包囲されて集中砲火を浴びたマリウポリの惨劇がまたしても繰り返されるか。ベストセラー『独ソ戦』著者で現代史家の大木毅氏が戦況を読み解く。

 

『独ソ戦』著者が読み解くウクライナでの戦争
「世界観戦争」の脅威 阻止できるか!?「絶滅戦争」の惨禍

現代史家の大木毅氏は、独ソ戦と同様、ロシアによるウクライナへの侵攻が「世界観戦争」になりつつあると指摘する。大木氏によれば、ナチス・ドイツは自ら掲げるイデオロギーで、他国への侵略を正当化し、労働力や資源を奪う「収奪戦争」や、民間人を虐殺する「絶滅戦争」の要素を強めた。「ネオナチとの戦い」という、一方的な“正義”を主張するプーチン政権。独ソ戦のような惨禍を防ぐためには!?。

 

【ゲスト】
大木毅(現代史家/『独ソ戦』著者)
山添博史(防衛省防衛研究所)

大木毅氏

山添博史氏

 


【司会】
上山千穂(テレビ朝日アナウンサー)
菅原知弘(テレビ朝日アナウンサー)
【アンカー】

片山善博(元総務大臣/前鳥取県知事)

 


※都合により内容等、変更の場合もあります。