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#214

2022年4月17日(日)放送

【徹底解説ニュース最前線】
ウクライナ激戦 ロシア軍が東部戦線の兵力増強 大規模攻撃か

ロシア軍は、ウクライナの首都キーウから撤退した部隊を再編し、東部での兵力を増強させている。近く大規模な攻撃を仕掛けるとみられ、米欧は軍事支援を強化する。ロシア軍に包囲された港湾都市マリウポリでは、ウクライナ側が製鉄所に立てこもって抵抗しているものの、陥落寸前とされる。一方で、ロシアの黒海艦隊の旗艦『モスクワ』が沈没、ウクライナはミサイルで攻撃したとしている。戦況の行方は!?

 

フィンランド国境にミサイル移動か ロシアの威嚇どこまで

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、スウェーデンやフィンランドはNATO加盟を申請するか、数週間以内に判断する。こうした中、英メディアは、ロシアが隣国フィンランドとの国境に向けて、ミサイルシステムの軍事装備を移動させたと報じた。ロシアは両国がNATOに加盟した場合は、新たな核配備に踏み切るとしている。ロシアは核による威嚇をどこまで強めていくのか。封じ込めるための、有効な手立てはないのか。
 

 

【ゲスト】
廣瀬陽子(慶応義塾大学教授)
小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)

廣瀬陽子氏

小泉悠氏

 


【ニュースの本質に向き合う!時事論考】
熊谷6人殺害 遺族の訴え棄却 判決の論理

熊谷6人殺害で、ペルー国籍の男は、無期懲役が確定。しかし、妻と小学生の娘2人の命を奪われた加藤裕希さんは、警察による注意喚起のあり方を問い、裁判を続けている。最初の殺人事件が起きたのは、男が熊谷署から逃走した翌日。埼玉県警は男を全国に「参考人」手配したが、男の逃走は公表されることなく、連続殺人に至った。判決は、加藤さんの訴えを退けたが、どういうことなのか。

 

 


【司会】
上山千穂(テレビ朝日アナウンサー)
菅原知弘(テレビ朝日アナウンサー)
【アンカー】

木内登英(野村総研エグゼクティブ・エコノミスト/元日銀審議委員)

 


※都合により内容等、変更の場合もあります。