BS朝日

響け！吹奏楽の甲子園～第６７回全日本吹奏楽コンクール～

【放送日時】2019年10月13日（日）午前11：00～11：55

世界有数の吹奏楽大国・日本。現役の吹奏楽人口は100万人とも言われ、国民の24人に1人は吹奏楽経験者と言われています。

なぜ、人は吹奏楽に魅了されるのか？
番組では全日本吹奏楽コンクールに出場する中学生、高校生に密着。
全国大会を目指し、吹奏楽にかける若き情熱に迫ります。

またナビゲーターにはサクソフォン奏者の上野耕平さんを迎え、数々の賞を受賞した上野さんならではの目線で、吹奏楽の魅力などについて語っていただきます。

長野県小諸高等学校

吹奏楽の実力校として有名ですが、全国大会には出場したことがありません。
顧問は弱冠25歳の音楽教師。兄弟のような生徒達に対し、時に厳しく、時に優しく、ひとりひとりと向き合い、一緒に音楽を作り上げていく努力家の先生です。その先生の下、ホルンのソロパートを担当する男子生徒に密着。プレッシャーと戦いながらも全国大会出場への執念を追いかけます。はたして悲願の全国大会に出場できるのでしょうか。

山口県防府市桑山中学校

昨年の全国大会で２５人という最少人数で、見事金賞を受賞した中学校です。
通常コンクール出場メンバーのほぼ半数の人数でなぜ、優秀な演奏ができるのでしょうか？その秘密に迫ります。
そのほか熱血あふれる顧問教諭を中心に吹奏楽をおもいっきり楽しんでいる中学生の姿を通し、音楽にかける情熱、楽しさも伝えます。

岡山県岡山学芸館高等学校

全国大会出場の常連で吹奏楽の名門中の名門校。
そのなかで、昨年の西日本豪雨で被災した女子高生に密着します。
突如として、平穏な家庭を襲った豪雨。精神的なショックと住む家を奪われたことで吹奏楽を諦めかけていました。ところが、学校の顧問と仲間達からの温かい言葉に感銘し、見事に部活に復帰。そして、人一倍の努力で全国大会に出場し金賞を受賞しました。
今回は、その女学生の姿を通し、吹奏楽にかける情熱や先生と生徒達との固い絆に迫ります。