バックナンバー

#19

命を救う!スゴ腕ドクター19
~目のたるみ・肺がん・肝臓がん~

重い病気、つらい症状が出た時、頼りになるのが日々患者のために闘う医師たち。そんな医師の中には卓越した技術を持つ“名医”がいる―。患者のために全力で闘う“スゴ腕のスーパードクター”たちに密着する、シリーズ第19弾!
広島大学病院・岡田守人教授は、内視鏡を使った傷が小さい手術で肺がん治療。国立国際医療研究センター・國土典宏理事長は、肝臓がんを光らせて切除する最新治療で多くの患者を救う。琉球大学医学部附属病院・清水雄介教授は、目のたるみに悩む多くの患者を最新手術で治す。シリーズ第19弾は、3人のスゴ腕ドクターたちに密着する。


 

■肺がん
広島大学病院 岡田守人教授

日本人の死亡原因1位のがん。その中でも最も死亡率が高いのが肺がんだ。患者は男女とも増加傾向に。そんな恐ろしい肺がんを治療するスゴ腕ドクターが、広島大学病院の岡田守人教授だ。内視鏡を使い、傷が小さくて肺の機能をできる限り残す手術“ハイブリッドVATS”で多くの患者を救っている。


 

■肝臓がん
国立国際医療研究センター 國土典宏理事長

臓器疾患において“沈黙の臓器”と呼ばれる肝臓。がんが発症しても自覚症状がなく進行する。肥満や過度の飲酒などが原因で肝臓がんになる患者が増えている。そうした肝臓がん治療のエキスパートが、国立国際医療研究センターの國土典宏理事長だ。小さながんを光らせて確実に取り除くことができるという、がんの最新治療に取り組んでいる。


 

■目のたるみ
琉球大学医学部附属病院 清水雄介教授

年とともに気になる「目のたるみ」。中でも眼瞼下垂は、視界が狭くなることや肩こり、頭痛などの原因になることもあるという。そうした悩みを抱える患者を治す名医が、琉球大学医学部附属病院の清水雄介教授だ。まぶたの裏から糸を通して結び合わせる“切らない手術”を考案、傷が小さく負担が少なく、翌日には退院できる人もいるという。