これまで世界中の海を「およそ地球５周分、３０万キロ」走破してきた白石康次郎（５２歳）。

１９９４年、２６歳のときに３度目の挑戦で「単独、無寄港、無補給世界一周」を達成し、当時の最年少記録を樹立。
２００３年には「アラウンド・アローン」単独世界一周ヨットレースに初挑戦し４位、２００７年には「ファイブ・オーシャンズ」で準優勝を果たすなど、これまで数々の輝かしい成績を残してきた。

そして２０１６年、４年に１度行われる世界最高峰のヨットレース「ヴァンデ・グローブ」にアジア人として初めて出場。
「ヴァンデ・グローブ」は、世界一周を単独、無寄港、無補給で約８０日間航行し続けるため「世界一過酷なヨットレース」と言われている。

単独とは、スタートからゴールまで船の上でたった１人無寄港とは、１度も港に立ち寄ることができない無補給とは、航行中に１度も物資の補給は行わない

人生を懸けて過酷なヨットレースに挑み続ける理由は何なのか…
そこには白石の独自な哲学があった。

世界一周ヨットレースに魅せられた男・白石康次郎に迫る！