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#287

防衛大学校・棒倒し 2017 完結編

戦前から続く、防衛大学校の伝統競技、棒倒し競技会。
総勢300人。1本の棒をめぐる男たちの真剣勝負。
緻密な戦略、必殺の技。その戦いはまさに国防さながら。
この戦いに並々ならぬ決意で臨むのが、
防衛大一の“弱小大隊”という屈辱を味わってきた第4大隊。
2004年を最後に優勝から遠ざかり、さらに過去8年は1回戦で敗退。
今回、スポーツクロスは“弱小大隊”の汚名返上に燃える第4大隊に密着した。防衛大の棒倒しは、4つの大隊(チーム)によるトーナメント戦で優勝を決める。
第4大隊1回戦の相手は、前回と同じ第1大隊。
数々の大技と驚異的な攻撃力を武器に、過去5年で最多優勝を誇る大隊だ。
前回、第4大隊は、様々な方向からの攻撃や奇襲作戦を練り戦いに臨んだが、
結果、第1大隊の棒に近づくことすらできず、完敗を喫した。
その反省を活かし、今回、第4大隊が考えぬいた策とは!?

8年連続1回戦敗退、その屈辱をバネに狙うは優勝!
会場に集まった約1万人の大観衆が見守る中、“弱小大隊”の汚名返上なるか!?
どん底から這い上がる第4大隊の結末は!?
これまでにない壮絶な戦いが幕を開ける!


部活応援企画「高柳愛実のGO!GO!部活」
◆東京都立足立新田高校 相撲部(中編)
前回に引き続き、去年の全国大会で団体準優勝を誇る強豪校、足立新田高校相撲部に潜入取材。高柳は、将来を嘱望される2人の逸材を発見。
190cmを超える巨漢、主将の羽出山くんと
小兵ながら抜群の身体能力の持ち主、副主将の今関くん。
2人は、中学時代から良きライバルで、同じ高校に入学してからも切磋琢磨してきた。
“全国大会個人戦の決勝で戦う”という共通の夢を、
去年の高校相撲日本一を決める「高等学校相撲金沢大会」で実現させた2人に
その時の思いを聞いた。