前回に引き続き、五輪３大会でメダルを獲得した、競泳・松田丈志（３３歳）がゲスト。
多くの挫折や苦悩を抱えている時、心の支えとなった「言葉」を振り返っていく。

松田の言葉で最も印象的なものが、
2012年ロンドン五輪400mメドレーリレーで語った、
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
五輪３連覇を期待された、日本水泳界の英雄・北島康介に迫りつつあったメダルゼロの危機。
そんな屈辱を、先輩・北島康介に味あわせたくはない。その想いで、溢れ出た言葉だった。
この言葉は、己だけでなく、日の丸を背負って泳ぐ仲間たちの心を奮い立たせ、銀メダルを獲得。
日本中に感動を与えた。

いまだから語れるこの名言の舞台裏と、意外な真実を告白。
去年９月に現役を引退し、新たなキャリアをスタートさせた松田が、
これからの道を進むうえで大切にしている「言葉」とは？
さらに、多くの大舞台を経験した松田が部活生に贈りたい「言葉」も披露する。