番組概要

地方創生、その先へ
~変貌する淡路島からのメッセージ~

 
地方創生が法制化されて11月で10年。
しかし、その成果は厳しい現状だが、地方の中には地域の課題を客観的に把握し、その解決に向けて行政や民間が連携し、成果を上げているところもある。
兵庫県淡路島だ。廃校となった小学校の再生を行政と民間でマルシェやレストランにしたところ、島外から観光客が訪れるようになり、これが起爆剤となって淡路島とは無縁の外食産業が次々と進出。
また、兵庫県立淡路島公園の来園者減少対策でも民間がアニメや漫画のコンテンツを体感できるアニメパークに変貌させ、33万人だった来園者は今100万人を超えている。
 

 
地方創生の要は雇用創出と人口減少対策だ。
東京に本社を置く人材総合サービスのパソナが本社機能の一部を淡路島に移転、それに伴って多くの社員が淡路島に移住、地元の採用者も含めて、いま2000人が働いている。
番組では、これらの事例を「地域再生」「移住生活」「雇用創出」「地産地消」の4つのキーワードにして、淡路島地方創生の10年を描く。