放送内容

#126

甲子山(かしやま)

南沢さんが登るのは福島県、那須連山の北に位置する甲子山。
 
周辺の甲子高原は紅葉の名所として知られ、白河藩主で江戸幕府の老中も務めた
松平定信もこの甲子山の景観を愛したと言われています。
 
落ち葉に包まれた秋の登山道をゆく南沢さん。
分岐を進んだ先に見つけたのは衣紋滝(えもんたき)。
東北を流れる一級河川、阿武隈川の源流にあたる、落差20mの雄大な滝です。
ほのかに色づく沢沿いの紅葉と滝の共演に、南沢さんも思わず息を呑みます。
 
つづら折りの斜面を登って尾根に出ると、そこには見頃を迎えた紅葉のトンネルが。
赤いヤマツツジをはじめ、オレンジや黄色に染まった尾根道の紅葉に、南沢さんも目を奪われます。
 
そして山頂に待っていたのは、
那須のマッターホルンとも呼ばれる那須連山の1つ、旭岳。
さらに遠くには百名山の飯豊山が顔を覗かせるなど、大パノラマが広がりました。
 
甲子山(かしやま)
福島県 西郷村 下郷町
標高:1549m