放送内容

#94

小松尾山・絵下山(こまつおざん・えげざん)後編

本上まなみさんは、前回登頂した小松尾山から絵下山への縦走を目指します。
絵下山の山頂一帯は整備されており、展望台や頂上広場からは広島市中心部や瀬戸内・広島湾の島々を一望することができ、絶好のビュースポットとして親しまれています。
 
小松尾山から続く絵下山への稜線は、植生豊かで登山道を彩る花や苔、キノコなど様々な植物と出会うことができます。本上さんは、花が咲いたヤブツバキや赤い実のついたソヨゴ、サルトリイバラなどを発見し、心を弾ませます。
自然に触れながら向かった先には展望岩が。岩の上に立つと、広島市街を一望することができました。
 
山頂直下の木段の急登を登り切ると東屋を発見。そこで本上さんは、広島の名産でもある「広島菜漬」を使った特製のお茶漬けを料理。地元ならではのグルメに舌鼓を打ちます。
 
小腹を満たしたところで、いよいよゴール地点となる絵下山の頂きへ。
縦走コースのご褒美となったのは、広島湾に浮かぶ島々の絶景でした。
 
絵下山
標高593m
広島市安芸区

 


 

今回登る山・絵下山(広島県)
前回に続き、本上まなみが絵下山(えげざん)を登る。
広島県の南西部に位置する絵下山は標高593m。山頂一帯は整備されており、広島市内や広島湾の島々を見渡す展望スポットとして親しまれている。
前回、花崗岩の岩山を登り、3つのピークをこえて広島湾の絶景を満喫した本上。今回は、2つのピークをこえて絵下山の絶景スポットを目指す!

 

絵下山の情報はこちら(YAMAP)
https://yamap.com/mountains/10295

 

稜線を彩る豊かな山野草
小松尾山から続く稜線で、多年生植物の「サルトリイバラ」や常緑樹の「ソヨゴ」、黄緑色の群落を作る「スナゴケ」の仲間、「タマチョレイタケ」の仲間など、様々な山野草を発見。
子の岳の先にある展望岩からは、広島湾と広島市内を一望できた!

 

広島名物の山グルメに舌鼓
登山口から歩き始めて3時間30分、到着した東屋にて腹ごしらえ。おにぎりにしらすを入れ、広島菜漬と麦茶を加えた、ほろ苦くピリ辛な「特製の広島菜茶漬け」を堪能!
広島菜は高菜と野沢菜に並ぶ「日本三大漬菜」の1つで、毎年11月~2月に収穫するそう。

 

瀬戸内海の島々と山が織りなす絶景
登山開始から3時間50分、絵下山の頂上広場に到達した本上。頂上広場からは明神山や森山、呉娑々宇山に加えて、幾重もの島々を望むことができた!
頂上広場は車でも上がることができ、夜には美しい夜景を見渡せるとのこと!