放送内容

#91

霧島山(きりしまやま)

今回は1時間スペシャル!
本上まなみさんと金子貴俊さんが共に番組では初となる九州の霧島山に挑戦。
それぞれ別のルートから登り、山頂付近で合流を目指します!
 
2人が登る「霧島山」は、宮崎県と鹿児島県にまたがる20を超える火山郡の総称で、火山湖・噴煙・爆裂火口などバリエーションに富んだ火山地形を見ることができます。
その最高峰である標高1,700mの「韓国岳(からくにだけ)」に挑みます。
 
本上さんのルートでは、噴煙を上げる硫黄山をはじめ、多くの火山を望むことができます。
一方の金子さんは、日本一標高の高い山頂火口湖「大浪池」を間近に見ることができるルート。
そして、韓国岳の山頂からは直径900mと大迫力の爆裂火口が拝めます。
 
しかし、登山当日はまさかの猛吹雪。
気温も氷点下の上、風速15m以上という過酷な登山へと一転しました。
果たして絶景は見られるのでしょうか?
 
最後にまさかの事態が起こった今回の登山。
ぜひ、ご期待ください。
 
霧島山(韓国岳)
宮崎県/鹿児島県
標高:1,700m

 


 

今回登る山・霧島山(宮崎県・鹿児島県)
今回は、金子貴俊と本上まなみが霧島山(きりしまやま)を登る。同じ山をそれぞれ別のルートから登り、山頂付近で合流を目指す!
宮崎県と鹿児島県にまたがる「霧島山」は火山の集まりの総称で、2人が目指すのはその最高峰、標高1,700mの韓国岳(からくにだけ)。
金子のルートは大浪池登山口をスタートし、大浪池のふちを半周した後、山頂手前にある本上との合流地点を目指す!
本上のルートは宮崎県「えびの高原」をスタートし、北側の斜面を通って韓国岳の山頂を目指す!

 

韓国岳の情報はこちら(YAMAP)
https://yamap.com/mountains/188

 

日本一の山頂火口湖“大浪池”
雪の降る山を登ることおよそ1時間。金子は、標高1,241mにある日本一標高の高い山頂火口湖「大浪池」に到着。
周囲1.9kmの巨大な火口湖は、本来は水面がコバルトブルーに美しく輝くのだが、この日は滅多に見ることができない白く氷を張った幻想的な姿に!

 

冬山ならではの氷の芸術
一方の本上は、硫黄山火口展望所へたどり着いたが、深い霧のため景色は見えず…。
その後発見した「霧氷」は、霧が出る山だからこそ楽しめる氷の芸術!木の枝などに氷の粒が付着する霧氷は、霧や雪などの水分が、風で枝などに吹き付けられてできるという。
風上に向かって細い扇状に成長した霧氷の1種「エビの尻尾」も見つけることができた!

 

地元の郷土料理を使った山グルメ
金子のルートは、風速15m以上の猛吹雪となり、過酷な登山に!
2人はそれぞれ、郷土料理の山グルメで一休み。本上が作ったのは「チキン南蛮のホットサンド」。
金子は鳥もも肉・しいたけ・にんじん・大根・ごぼう・ねぎを使用した「さつま汁」、鹿児島の郷土料理「豚味噌」入りのおにぎりを堪能!

 

2人で望む山頂の光景
厳しい天候の中、無事合流を果たした金子と本上。
2人で霧島山の最高峰、韓国岳の山頂へ到達!突如晴れ間がのぞき、見えてきたのは直径900mの「爆裂火口」。爆発的な火山活動により、山体の一部が吹き飛ばされて火口ができた。
霧島山は20以上の火山の集まりで、晴れていればその火山群を見渡すことができるという。

 

火山地形の大パノラマ
本上の登ったルートで下山し、5合目の手前までやって来た2人。
天候が回復し、霧の晴れ間から見えたのは、火山地形の大パノラマ!白鳥山の山頂部にある白紫池、不動池などを一望することができた。
さらに展望台からは硫黄山と甑岳も見えて、噴煙や火山地形に囲まれたダイナミックな風景に出会うことができた!