放送内容

#79

医王山(いおうぜん)後編

前回に引き続き、石川と富山の県境に位置する山塊・医王山の縦走に挑戦する金子さん。
 
前回登頂した鳶岩(とんびいわ)から白兀山(しらはげやま)を経由し、医王山の最高峰・奥医王山(おくいおうぜん)を目指します。
 
尾根道を彩る紅葉やブナ林を抜けると稜線の展望スポット、小兀(こはげ)に到着。
そこから見える、金沢の街と日本海を見渡す大パノラマに大興奮。
 
稜線の景色を楽しみながら進む金子さんでしたが山頂の手前に待っていたのは288段の階段「浄土坂(じょうどざか)」!
力を振り絞って辿り着いた先には、日本海に夕陽が沈む感動的な光景が待っていました。
 
医王山(いおうぜん)
石川県金沢市&富山県南砺市(なんとし)
標高:939m(奥医王山)

 


 

今回登る山・医王山(石川県・富山県)
前回に続き、金子貴俊が医王山(いおうぜん)を登る。
石川県・富山県の県境に位置する医王山は標高939m。白兀山や奥医王山といった山々の総称で、海底火山が隆起してできたと言われている。
前回、高低差120mの鎖場を登り、日本海を望む鳶岩に登頂した金子。今回はここから尾根を伝って医王山の稜線へ。白兀山を経由し、最高峰である奥医王山を目指す!

 

医王山の情報はこちら(YAMAP)
https://yamap.com/mountains/2123

 

街と海を一望 金沢を見渡す絶景
尾根道を彩る紅葉や麓では見られなかったブナ林を抜けると、日本海や金沢の街を一望できる「小兀」と呼ばれる展望スポットが!
小兀で秋らしい絶景を眺めつつ腹ごしらえ。金沢名物・のどぐろに、石川県産の米で作った酢飯を合わせた「炙りのどぐろ棒寿し」を堪能!

 

登山者への試練 288段の急坂
719年に泰澄によって開かれ、多数の堂舎が建立された白兀山の山頂に到着した金子。展望台からは、奥医王山や霞がかった白山を望むことができた。
西日が美しくススキを照らす夕霧峠の先には、登山者を試すような288段の階段「浄土坂」が!階段を上りきった先では、歩いてきた場所や日本海、金沢の街を見ることができた。

 

山頂から見渡す日本海の夕陽
奥医王山の山頂に到達した金子。山頂からはショウガ山や大辻山、口三方岳など夕陽に浮かび上がる北陸の山々を見ることができた!
この日は曇っていて見えなかったが、晴れた日には雄大な白山の姿を一望できるとのこと!