放送内容

#11

朝日岳・茶臼岳 後編

先週に引き続き、栃木県と福島県の境に連なる那須連山の縦走に、早霧せいなさんが挑みます。
那須連山とは、5つのピークを有する那須火山群一帯の総称で
中心となる山は「那須五岳」と呼ばれ、茶臼岳・朝日岳・三本槍岳・南月山・黒尾谷岳で構成されています。
今回早霧さんは、朝日岳から縦走し標高1,915mの茶臼岳を目指します。
 
茶臼岳は現在も活動を続ける活火山。
岩がゴロゴロと折り重なった火山特有のガレ場や、噴気孔から白煙をあげる様子など、火山の迫力を間近で体感できるのがこの山の一番の魅力です。
木々もなく視界をさえぎるものが何もない非日常の登山。その道中ではたくましく生きる複数の高山植物との出会いも。
山頂は360度の大パノラマ。活火山ならではの雄大な景色が待ち受けていました。
 
そして今回は山頂がゴールではありません。下山まで楽しめるというのが茶臼岳の醍醐味です。ロープウェイを利用し最後にダイナミックな空中散歩を堪能します。
早霧さん初の縦走登山は開放感たっぷりの爽快な山登りになりました。
 
茶臼岳(那須連山)
栃木県と福島県の県境
標高1,915m