放送番組審議会

BS朝日第95回放送番組審議会議事概要
BS朝日は、令和6年4月26日に、第95回放送番組審議会を開催しました。(2024.4.26)
開催日時 2024年4月26日(金)午前10時30分~
開催場所 BS朝日 13階
出席者

寺田委員長、安部副委員長、
青木委員、小西委員、佐藤委員、中町委員、野村委員
【欠席】羽田委員

 

【会社側】
浜島代表取締役社長、林取締役、阪本取締役、西村取締役、
水川執行役員営業局長、有賀編成制作局長、平子編成制作ビジネス部長
茂木プロデューサー、平野プロデューサー
(事務局)渡辺事務局長、佐々木番組審査室員

 

議題

(1)会社側より報告
(2)2023年度下期の番組種別の集計結果について
(3)課題番組「バトンタッチ SDGsはじめてます」講評
(4)次回日程および課題番組について
(5)その他

配布資料

(1)2023年度 テレビ視聴率全国32地区 トピックス
(2)2023年度下期(10月~3月)の番組種別の集計結果について
(3)BS朝日主要単発番組一覧(2024年3月~5月)
(4)BS朝日スポーツ単発番組放送実績一覧(2024年3月~5月)
(5)BS朝日2024年4月基本編成表
(6)BS朝日2024年4月基本編成表(種別あり 2K 4K)
(7)2024年4月度新番組概要
(8)2023~2024年度 BS放送 時間区分別視聴世帯・率状況
(9)次回課題番組案
※2024年4月BS朝日番組パンフレット
※民放連 放送基準解説書

講評

課題番組「バトンタッチ SDGsはじめてます」
プロデューサーより番組の概要について説明のあと講評。
 
・以前(2020年7月)審議した時より、おもしろく、楽しめる方向に変化していた。毎回知らないテーマばかりで興味深かった。
・毎回メッセージ性があるが、わざとらしくなく、それが伝わる番組構成になっている。伝えたいテーマもわかりやすい。
・さわやかで清々しく、笑顔が多いのが番組の魅力である。
・SDGs番組は、説教くささが鼻につくことがあるが、この番組はそれがない。
・見ていると旅行をしたくなったり、人の興味をそそる番組の作り方がうまい。
・メインで出演している人だけでなく、親御さんや友人、主催者や開催者、お客さんなどへのインタビューも的確で人間の優しさが見える構成だった。
・物を大事にするという文化は非常に大事。「おもちゃ病院」を見て、私もおもちゃを直しにいこうと思った。また、直して文化を伝えるというフレーズが心に残った。これからのSDGsに大事な考え方。
・熊は軽井沢に住まう方には命の危険を感じるものだが、保護ではなく、「人間は怖い」という事を熊に教えるという点が目から鱗だった。
・普通では知ることができない世界こそテレビがスポットライトを当てるべき。「ベアドッグ」はまさにドンピシャな内容だった
・それぞれの回において、お金にまつわる話をしているのが良い。善意や努力だけではSDGsは続かないと思う。
・BGMのビートルズ「I Want To Hold Your Hand」は、“あなたと手を握り合いたい“と、コンセプトにあわせていて良い。
・毎回SDGsのどの項目か説明があったほうが良いのではないか。DIY、おもちゃドクターなど紐づけが難しいものは特にそうすべきかもしれない。
・団体の規模、人数の情報に関してはしっかりとした提示をしてもらいたい。もうちょっと踏み込んでほしい感じがした。
・タイトルのインパクトが弱い。番組の中身が良いだけにもったいなさを感じる。
・視聴者に学生や若い方々がいてほしい。教育関係者にすすめられれば、より学生が見るのでは。レポートの題材にもなる内容が多いと思う。
 

 
次回 第96回放送番組審議会は2024年7月19日(金)午前10時30分より開催。
課題番組は「家吞み華大」です。

 

以上