BS朝日第76回放送番組審議会議事概要
BS朝日は、令和元年7月19日に、第76回放送番組審議会を開催しました。(2019.07.19)
開催日時 |
2019年7月19日(金)午後1時~2時 |
開催場所 |
BS朝日 大会議室 |
出席者 |
若林委員長
青木委員、寺田委員、中町委員、中本委員、野村委員
(講評書面提出)安部副委員長、佐藤委員
【会社側】
角南代表取締役社長、菊地取締役相談役、藤川取締役、佐藤取締役、阪本取締役、
岩田常務執行役員編成制作局専任局長、西村編成制作局長、有賀編成制作部長、
諸橋プロデューサー、茂木プロデューサー
(事務局)佐藤事務局長、堀ライツ・考査室員
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議題 |
(1)会社側より報告
(2)前回課題番組「子供たちに残したい美しい日本のうた」について報告
(3)課題番組「ウチ“断捨離”しました」講評
(4)次回日程および課題番組について
(5)その他
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配布資料 |
(1)2018年度決算収支状況等
(2)BS朝日主要単発番組一覧(2019年6月~8月)
(3)BS朝日スポーツ単発放送実績一覧(2019年6月~8月)
(4)2018年4月~6月 BS全国視聴データ 概要
(5)BSデジタル世帯普及率
(6)「子供たちに残したい日本のうた」ご審議を受けて
(7)次回課題番組案
※役員の異動に関するお知らせ(広報資料)
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講評 |
・視聴した3話とも「めでたし、めでたし」で終わっていて、予定調和的。どの家庭でも本当にこんな風になれるのか疑問。1か月後に訪ねたら断捨離できていなかった、などということはないのか。
・「素晴らしい、やりたい!」と全員の共感を得るのは難しい。断捨離に踏み切れない人たちに、まだ使えるものはこう片付けたらいい、等のリユースの方法を提案した方がいいのではないか。
・現代型、アメリカの消費社会型の価値観を無理に押しつけてはいないか、配慮が必要。
・「大改造 劇的!ビフォーアフター」に似ている。ちょっとやってみようかな、と思わせたり、家族の会話を見せたり、見終わった後にスカッとする点が似ている。「ビフォーアフター」と違って元手がかからないのがいい。
・見終わった後に無性に不用品を捨てたくなる番組。実際に幾つか捨ててしまった。
・平泉さんのナレーションがいい。必要以上に雰囲気を深刻にさせない。
・断捨離と中心に家庭が会話をするのが感動的。
・主役が中高年の女性が多くて4本目で飽きてしまった。このままだと毎週見るのは難しい。失敗例をあげたり、スペシャルとして有名人を扱ったりなどしてはどうか。
・課題に悩む家族にアドバイスするというスタイルが共感を呼ぶのではないか。
・奥さん、お母さんだけが中心になってやっているのはいかがなものか。男女親子逆転の断捨離を見せることで、見せ方も変わるのではないか。
・やましたさんの考え方が断捨離の当事者たちの気付きによって伝わってくるのが余計な説明がなくていい。やましたさんと出演者の絡み方が適度でよい。
・取材がとても丁寧。スタッフが相当まめに通って心を許してもらっているドキュメンタリーで人の心の動きが見られた。
・もっと早くこの番組を作れなかったのか?断捨離という言葉が最も流行っていた2010年当時にやっていたら、この番組のクオリティならばBSの視聴環境を変えるくらいの影響力があったかもしれない。なぜ、今なのか。
・断捨離して、シンプルにきれいだと思った。BS朝日の番組はいつも見たいものを見せてくれ、きれいなものを見せてくれる。
・家族で見られる番組であり、家族を見つめなおすきっかけになる。相手を思いやる気持ちを間違いなく必ず見せてくれているのが気持ちいい。
・「美は混沌にあり」と思ってきたが、身につまされた。勉強になった。
・断捨離できるのは豊かなこと。捨てることができない人たちがいるという現実も踏まえた上で制作して欲しい。
・オリジナルCMがうまい。内容もいい。番組と一体になっている。
・物の断捨離だけではなく、こころの断捨離に踏み込んでいくのはどうか。高齢者にとっての断捨離はまさに終活。精神構造も入ってくると飽きないで見続けられるのではないか。
・我が家の今年のテーマにピッタリと家族中が見みながら大騒ぎになり、9月から”断捨離”をスタートすることになった。
・テーマの違う”断捨離”に対して、やましたひでこさんが、依頼人に根気強く会話しながら、ゴールに導く映像には引き込まれた。
・生きている間の断捨離にはよほどの決断が必要ということがわかった。「登山に例えて入り口が急坂でこれからゆっくりと!」とのコメントにハッとした。
・番組を見て、私も断捨離をしようという気持ちになり、背中を押して貰った。面白いドラマを見ているような感じで、面白かったがいつものように、長い!と感じた。
・よくもまあこのピッタリの題を付けたと感心する。まさに、「頑固で自分勝手な旦那様」に「何様なの?」と腹が立った。最後の「怒涛のクライマックス」も素晴らしい命名。そろそろ飽きてきたころに、この言葉で次が楽しみになった。
・安藤和津さんがとてもうまく使われていたと思った。安藤和津さんの体験と、この「夫の遺品が捨てられない。」にうまくメリハリを付けたと思う。「部屋を片付けて自分を取り戻した」と言う言葉に、私も自分を取り戻したい!と断捨離をする気満々になった。
次回日程:第77回・2019年10月18日(金)
課題番組:「春風亭昇太の少年時代工房」
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